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[AWS] API GatewayとJSONサーバーで動的htmlレンダリングしてみた。

API GatewayとJSONサーバーで動的htmlレンダリングしてみた。

AWSのAPI GatewayとDynamoDBとLambdaでサービス構築してみたかった動機があったので、今回はAPI Gatewayを触ってみた。

  • 特定URLにWebブラウザでアクセスする
  • API GatewayがJSONデータを取得して、htmlにレンダリングして表示する

というシンプルな構造です。

今回はやらないが、API Gatewayは統合リクエストなどの機能を使えばLambdaを挟まなくてもDynamoDBにアクセスできます。なので、 /1 にアクセスするとDynamoDBのあるテーブルの id 1 にアクセスして必要なデータをJSON形式で取得して、そのデータをAPIGatewayの統合レスポンスでhtmlにマッピングして返す、みたいな簡単なWEBアプリケーションが作れます。その触りだけ書いて行きます。

やりかた

REST APIとかで作る。

スクリーンショット 2020-05-14 5.12.04.png

こんな感じで適当に作り

スクリーンショット 2020-05-14 5.12.37.png

GETメソッドを追加する

スクリーンショット 2020-05-14 5.13.08.png

エンドポイントに https://jsondata.okiba.me/v1/json/PiWpM200513171710 みたいなJSONを返してくれるURLをいれる。Lambdaとかに接続させてもいいがその場合は AWSサービス を選びゴニョゴニョしてください。後ほど書きますがMockだと、統合レスポンスでマッピングできなくてハマります。

今回の帰ってくるデータはこれ

{
  "statusCode": 200, 
  "body": [
    {
      "id": 1,
      "name": "JavaScript",
      "tel": "08000000000"
    },
    {
      "id": 2,
      "name": "Object",
      "tel": "09000000000"
    },
    {
      "id": 3,
      "name": "Node",
      "tel": "07000000000"
    }
  ]
}

スクリーンショット 2020-05-14 5.13.47.png

次はここの メソッドレスポンス統合レスポンス をいじる。

スクリーンショット 2020-05-14 5.44.49.png

メソッドレスポンスで 200 のステータスで text/html がブラウザに帰るように設定する。
このあたりの application/jsontext/html に変えたらおk。

スクリーンショット 2020-05-14 5.48.26.png

次は統合レスポンスですが、これもこのあたりの application/jsontext/html に変えたらおk。
https://jsondata.okiba.me/v1/json/PiWpM200513171710 が200を返したときの処理しか書いてないが一旦これでOK

スクリーンショット 2020-05-14 5.49.48.png

#set($inputRoot = $input.path('$.body'))

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
    <head>
        <meta charset="UTF-8" />
        <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" />
        <link
            rel="stylesheet"
            href="https://cdn.jsdelivr.net/gh/kognise/water.css@latest/dist/light.min.css"
        />
        <title>API Gateway</title>
    </head>
    <body>
        <h1>Qiitaテスト</h1>
        <table border="1">
            <tr>
                <td>id</td>
                <td>name</td>
                <td>tel</td>
            </tr>
            #foreach($elem in $inputRoot)
            <tr>
                <td>$elem.id</td>
                <td>$elem.name</td>
                <td>$elem.tel</td>
            </tr>
            #end
        </table>
    </body>
</html>

マッピングはVTLという名前のテンプレートエンジン?
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/apigateway/latest/developerguide/api-gateway-mapping-template-reference.html

#foreach($elem in $inputRoot)
<tr>
    <td>$elem.id</td>
    <td>$elem.name</td>
    <td>$elem.tel</td>
</tr>
#end

で、一個前の画面に戻っての テスト⚡

スクリーンショット 2020-05-14 5.44.49.png

テストとかぽちぽちしてると、ちゃんとhtmlが帰ってくれるならおk。

スクリーンショット 2020-05-14 5.55.08.png

APIのデプロイして、誰でもアクセスできるようにして、ステージ名は適当に develop とか stage とかでいいと思う。

スクリーンショット 2020-05-14 5.56.01.png

みたいなURLが発行されて完了です。

スクリーンショット 2020-05-14 5.57.52.png

Mockを統合レスポンスで使おうとしてハマった話

スクリーンショット 2020-05-14 2.07.22.png

絵でいうとここが $input.json('$') が使えなかったので2週間くらいハマってました(途中でこころ折れたりしながらの二週間)

スタック・オーバーフローに 書いてました。

以前 JSONを返す無料APIを3分で作る方法 を書きましたが、今回は https://jsondata.okiba.me/ さんを使わせてもらいました。リクエストを噛まさずにAWSサービス内で完結させようと思ってのMOCKでしたが見事にハマりました。